ド迫力のMLBポストシーズン!
ド迫力のMLBポストシーズン!
今年からワイルドカードでの出場が3チームに増えたことでポストシーズンに注目が集まっている。
リーグ決勝に駒を進めたアストロズはマリナーズを3-0で破っての進出だが、どの試合も負けていたと言っても過言ではない。
劣勢をホームラン3本で勝って見せたのである。第3戦は延長17回まで0-0の進行で、
18回表にアストロズが本塁打で1点を入れて逃げ切った。
アストロズの地力も凄いがマリナーズの健闘も称えたい対戦であった。
ア・リーグもう一つは東地区首位のヤンキースと中地区首位のガーディアンズの戦い。
昨日は第3戦がガーディアンズ本拠地で行われ、9回裏3-5からガーディアンズが逆転サヨナラで勝ち越した。
めちゃくちゃ凄かったのはガーディアンズの観客応援。
9割位(?)がガーディアンズのファンだが赤いハンカチを皆が振り回し球場全体に大歓声が鳴り響くのである。
ヤンキースの選手達もさすがに心理的に押され逆転されてしまった。
今日は引き続きガーディアンズ本拠地で試合が行われたが、
4-2でヤンキースが勝ち明日ヤンキース本拠地で最終戦を行うことになった。
今度はヤンキースファンが燃え上がることになると思うが、両チームとも投手を結構使っているのでどんな展開になるか見当がつかない。
ナ・リーグは大波乱の連続である。
東地区3位のフィリーズが中地区首位のカージナルスを破り、さらに東地区首位のブレーブスも破ってリーグ決勝に名乗りを上げた。
TVでは放映していなかったので分からないが、フィリーズファンは狂喜乱舞であっただろう。
もう一つはパドレスがやってくれたのである。
東地区2位のメッツを破って決勝進出をかけて西地区首位のドジャースと対戦した。
ペナントでドジャースは2位のパドレスに22ゲーム差を付け111勝もした事から、ワールドシリーズ優勝候補本命と言われていたが、パドレス本拠地で行われた第4戦でパドレスが試合をひっくり返し合計3-1でリーグ決勝戦に進出したのである。
ガーディアンズは赤だったが、こちらは黄色いハンカチが球場を覆い‘BEAT LA’を大観衆が叫びまくる盛り上がりよう。
あれ程強かったドジャーズがなすすべもなく敗れ去ったのである。
パドレスにはダルビッシュがいるのでこれから注目度が上がるように思う。
それにしても各チームの投手達が155km/h以上のボールを投げ、それを打者が何とかヒットを繋いで行くのを見ていると、
日本のプロ野球とはレベルが違う気がしてならない。