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甲子園の決勝戦で「悲願の白河の関越え」は起きるか? - 天と地にある物事を想い巡らすサイト!よろず放談

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甲子園の決勝戦で「悲願の白河の関越え」は起きるか?

カテゴリ: スポーツ 公開日:2022年08月21日(日)

甲子園の決勝戦で「悲願の白河の関越え」は起きるか?

決勝戦の組み合わせが決まった!

聖光学院に圧勝した仙台育英と近江・山田を攻略した下関国際である。

仙台育英は2年生投手3人で準決勝を乗り切り、3年の主戦投手2名を温存出来たことに価値があった。

聖光学院の主戦投手は佐山だが連投の疲れが明らかでスタミナ切れという感じであった。

昔の様に何百球投げてもケロっとしている様な頑丈な投手は見られなくなった現代を象徴する様な投手であった。

近江に勝った下関国際は古賀・仲井の継投で勝ち上がって来たチームだが、大坂桐蔭を破った試合が最高だったのではないだろうか?

近江と大坂桐蔭との対決を逆にしていたら昨日は間違いなく大坂桐蔭が勝っていたと思う。

これは組み合わせの妙であるが、くじ引きを含めたトーナメントの一発勝負と言うところに面白さと儚さがある。

近江の山田は明らかに限界を超えていた。

最速148kmを投げながら644球を投げたのだからそれだけでも称賛に値する。

もう一人点を与えにくい投手がいたら間違いなく優勝していただろう。

さて、明日14時から行われる決勝戦だが、下関国際はピラニア打線といわれるように

相手投手に球を沢山投げさせるしぶとい打線であるが迫力はない。

決勝戦の相手は温存したエース2人が投げるのでピラニア打線が通用するか疑問である。

さらに、古賀が大坂桐蔭戦と同じように投げられるかが鍵の様に思う。

仲井は昨日のロングリリーフで明らかに疲れているから長いイニングは投げられないだろう。

そうなると仙台育英が断然有利な様に思え、おそらく大勝するのではないか?

「悲願の白河の関越え」という言葉が夏の甲子園には存在する。

「悲願の津軽海峡越え」は2004~2005年の田中投手擁する駒大苫小牧が達成しているので、

「悲願の白河の関越え」は東北地方の優勝を指している。

夏の甲子園は1915年に始まった。

戦争やコロナで中止となった年があったので今回は第104回大会である。

「悲願の白河の関越え」はいつごろから言われ始めたのか定かではないが、少なくともここ20年くらいは聞いている言葉である。

第104回大会で「悲願の白河の関越え」は達成されるか注目しようではないか!