幻想的な姿を見せるオーロラ!
カテゴリ: 科学、自然
公開日:2017年11月25日(土)
幻想的な姿を見せるオーロラ!
画像はアラスカのブルックス山脈に現れたオーロラです。オーロラのてっぺんが爆発して地域全体に広がったところです。皆さんもよく知っている通り、オーロラは太陽の活動で生じる電気を帯びたプラズマ上の粒子(電子や陽子)が、太陽風となって地球に送られてくることで発生します。送られてきた太陽風は限られた地域で、酸素原子や窒素分子と衝突して光を出し、幻想的な光のカーテンのように見えます。オーロラを観賞できるのは、北極圏と南極圏に限られていますが、これは太陽風の特性と地球の磁力線が関係しています。太陽風は地球の磁場(磁力線で作られている)を横切ることが出来ないので、日本も含め赤道により近い地域では、まるで磁場が太陽風を防御している状態です。唯一、北極及び南極圏では磁力線自体が両極に垂直に向かうようになっているので、太陽風が入って来れるのです。
【はじめての補聴器】サイトの中に掲載された「調整に必要な機能群・指向性」の解説の中で、フィギュア8という8の字の形をした指向性のパターンを解説していますが、この形が地球の磁場構造と似ているので面白いと思いました。但し、8の字のクロスするところが、オーロラでは北極と南極圏で太陽風が入ってくるのですが、補聴器ではその方向の音がブロックされてしますので クロスする場所の意味することは逆になります。