何故冥王星は準惑星になったのか?
カテゴリ: 科学、自然
公開日:2022年08月28日(日)
何故冥王星は準惑星になったのか?
水・金・地・火・木・土・天・海・冥とつぶやいて太陽系の惑星を記憶した人は沢山いると思うが、
1930年に発見された冥王星が2006年の国際天文学連合の総会で惑星から準惑星に変更になった。
そもそも惑星の定義は不変では無く、昔から議論されてきた結果、現在は次の3つの条件になっている。
1. 太陽の周りを回っていること。
2. ほぼ休憩に重力平衡状態になるための十分な質量を持っていること。
3. 起動領域から他の天体を廃除していること(つまり、領域において重力的に支配的な存在であること)。
突然の発表だったので一般人の我々は余り深く考えずに受け入れた様に思う。
何故惑星から外されたと言えば、天文観測の技術が進化して、2006年から冥王星の外側に
冥王星と同等及びそれ以上の天体が見つかったことにある。
発見された天体は10以上もあるらしく全部惑星に加えていくとやがて50くらいになるかも知れないので、
国際天文連合はどうするか迷ったあげく惑星を海王星までとしたようだ。
我々にとってはどんどん増えても余り影響は感じられないが、覚えやすさからすれば海王星で打ち切った方が分かりやすい。
但しどんな準惑星があるのかくらいは教科書に載せても良いのではないか?