どこから来た地球の酸素?
カテゴリ: 科学、自然
公開日:2022年04月21日(木)
どこから来た地球の酸素?
約45億年前に形が出来上がった地球は正に熱球であった。
地球の大きさが確定するまでに木星からやってきて、地球と合体した小惑星群が豊富な水分を含んでいたので地球は水の惑星になったらしい。
しかし、大気中に豊富な酸素があるのは創世記に宇宙からもたらされたものではないようだ。
画像を見てほしいが、ここには映画【エイリアン】に出てくる玉子の様なものが沢山あるではないか!
何処にあるかと言うとこれは南極の氷底湖(または氷床湖)に存在している。
海側は氷山で閉ざされ、大陸側は氷河が溶けた淡水が溜まりその上を比較的薄い氷が覆っている状態の湖である。
驚くことに、この玉子みたいな突起物は約30億年前に大繁殖したシアノバクテリアの集合体なのである。
このシアノバクテリアが持つたんぱく質と氷を通して届く光がエネルギーとして反応することで光合成が起こり、
大気中に大量の酸素が出現し生物の誕生に大きく貢献したのである。
我々が現在存在するのもシアノバクテリアのおかげである事は忘れてはならない。
折角これまで築いてきた文明の一つの象徴でもあるウクライナの各地域を破壊しているプーチンを見ていると、
シアノバクテリアに申し訳ない気がしてならない!