火山噴火津波!
カテゴリ: 科学、自然
公開日:2022年01月17日(月)
火山噴火津波!
津波といえば海中地震と思い込んでいましたが、火山の噴火による津波もあることがわかりました。
1月15日にトンガ国近辺で海底火山の大発生し発生し、その後世界各地の太平洋岸で津波が到来しました。
仕組は、噴火によって空気が圧縮され、それが衝撃はとなって海面に届くと海面振動が起きることの様です。
この海面振動は海面上の空気振動と連動して津波の様な動きになり、通常の津波より速い速度で八方に広がるらしいです。
20世紀最大の火山噴火は1991年のフィリピン・・ピナトゥボ山の噴火でした。
この噴火は噴煙の高さや広がりから火山爆発指数6とされていますが、今回のトンガの海底火山は噴煙が上空20kmの成層圏に達し、
半径260kmに広がったとみられ、指数では5~6と推定されています。
19世紀最大の噴火はインドネシアのクラカタウ山で発生しました。
1883年8月の噴火は噴煙が上空70~80kmの中間圏にまで達し、微細な火山灰が地球を12日間で1周したそうです。
3万6417人が亡くなりましたが、その多くは翌日に発生した津波だったとのことです。
トンガの海底火山は17日にも大噴火をした様なので、今後の更なる活発化があるかもしれません。
トンガ国に与える影響が心配されます。