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宇宙ってやはり凄い!

カテゴリ: 科学、自然 公開日:2019年05月11日(土)

宇宙ってやはり凄い!

first universe
上記の画像が何かわかりますか?
まず場所ですが、主に南半球で見ることが出来る、化学実験用の炉の形をしている「ろ座」の方向だそうです。
ハッブル宇宙望遠鏡が16年間で撮った約7500点を合成処理した画像です。この画像は「ハッブル・レガシー・フィールド」と名付けられました。
全宇宙が360度に広がる中で、僅か、満月ほどの範囲を映した画像ですが、この中には実に26万5000もの銀河が含まれています。念のために繰り返しますが、恒星の数ではなく、銀河の数です。1つの銀河には数千億の恒星があると考えられていますから、それをもとに恒星の数に換算すれば、兆を超えて京の位に達します。
もう一つ驚くべきことは、この画像の中に133億光年の距離にある銀河も映っているのだそうです。
ビッグバンが起こったとされる138億年から5億年後に誕生した銀河の光を現在見ていることになります。しかし、この銀河の明るさは、人間の目で見える明るさの100億分の1程度なので、肉眼ではわかりません。現在開発が進められていて、2021年3月に打ち上げが予定されている「ジェイムズ・ウェッブ」宇宙望遠鏡なら、もっと詳細な画像が公開されるかもしれません!