2023年第1四半期(1~3月)補聴器出荷台数!
2023年第1四半期(1~3月)補聴器出荷台数!
コロナ禍の縛りが解除された2023年の第1四半期について補聴器出荷台数が公表されました。
全体としては前年同期比13.3%の伸びを示しています。
マスク使用の縛りが薄まったため耳かけ型が増えました。
さらに耳あな型のカナルが大幅に伸びています。
最近はワイヤレスのイヤホンに人気が集まり、耳穴にイヤホンを差し込むのが当たり前になっていることが原因と思われます。
以前は耳穴に補聴器を装用すると難聴者と見られるという抵抗感がありましたが、
耳からかなり出ているイヤホンを日頃見ることで抵抗感が払拭されたのでしょう。
個人的には既成耳あな型が益々伸びると思っていますが、
第1四半期は昨年比減少してその分通常の小型耳あな型(CIC)が伸びたのが注目されます。
昨年は3年振りに60万台復活を果たしましたので、今年はさらに伸びるのかそれとも漸増に終るのか注目される年になりそうです。
詳細は次の通りです。
2023年 1月~3月(前年比) タイプ別構成比(前年の構成比)
合計 156,716(113.3%)
ポケット型 2,374( 70.0%) 1.5%( 2.4%)
耳かけ型 37,932(108.5%) 24.2%(25.3%)
RIC型 52,964(116.2%) 33.8%(32.9%)
メガネ型 51( 94.4%) 0.0%( 0.0%)
耳あな型 51,651(126.5%) 33.0%(29.5%)
既成耳あな型 11,744( 86.4%) 7.5%( 9.8%)