2022年第1~3四半期(1~9月)補聴器出荷台数!
カテゴリ: 補聴器最新情報
公開日:2022年10月29日(土)
2022年第1~3四半期(1~9月)補聴器出荷台数!
2022年第3四半期の補聴器出荷台数が公開されました。
2022年9月末までの詳細は次の通りです。
2022年 1月~9月(前年比) タイプ別構成比(前年の構成比)
合計 437,685(103.1%)
ポケット型 10,526( 86.9%) 2.4%( 2.9%)
耳かけ型 113,985(102.5%) 26.0%(26.2%)
RIC型 142,811( 97.1%) 32.6%(34.7%)
メガネ型 183( 66.8%) 0.1%( 0.1%)
耳あな型 132,699(102.2%) 30.3%(30.6%)
既成耳あな型 37,481(157.5%) 8.6%( 5.6%)
2022年7~9月が前年割れだったですが、第3四半期終了時点ではかろうじて前年比増は維持出来ました。
コロナ禍の第7波が収束に向かい旅行も解禁になったのでもっと補聴器の販売が増えても良さそうですが伸び悩んでいます。
原因は昨今の物価高が全般的な購買意欲を縮小させていること、
さらにソニーが近々日本で新製品を販売する見込みなのでそれを期待して待っている可能性などが考えられます。
3年間続いているコロナ禍やロシアのウクライナ侵攻によるエネルギーや物価高は補聴器業界にもかなり影響を及ぼしていると見られ、
今後補聴器メーカーが従来の卸業中心から小売り分野への積極的な参入・強化に進む可能性があるように思います。