2022年第1~2四半期(1~6月)補聴器出荷台数!
2022年第1~2四半期(1~6月)補聴器出荷台数!
2022年第2四半期の補聴器出荷台数が公開されました。
2022年6月末までの詳細は次の通りです。
2022年 1月~6月(前年比) タイプ別構成比(前年の構成比)
合計 287,419(105.1%)
ポケット型 6,762( 86.0%) 2.4%( 2.9%)
耳かけ型 73,142(101.7%) 26.3%(26.3%)
RIC型 94,767( 98.0%) 33.0%(35.4%)
メガネ型 115( 58.1%) 0.1%( 0.1%)
耳あな型 87,168(102.0%) 30.3%(31.2%)
既成耳あな型 25,465(223.9%) 8.9%( 4.2%)
2020年に出現した新型コロナウイルス感染の影響で落ち込んだ補聴器出荷台数は、
2021年にTV観賞用の需要が貢献し589,951台まで回復しました。
製品的には小型耳かけ型のRICが伸びていましたが、マスクを掛けた時に不具合があり、耳あな型が2021年から伸びたのです。
2022年に入ると耳あな型の中で比較的安く購入出来る既製品耳あな型が急速に伸びています。
2022年前半で出荷台数全体を見ると2021年同期比で13,900台増えましたが、
既製品耳あな型が14,090台増えているので、結果的にその他の製品は伸びていないことになります。
一般的に賃金が上がらない中、物価高騰が進んでいるため、補聴器についても価格が重要視される時代に入ったと思われます。
以前の既製品と異なり、最近の既製品は携帯経由ある程度の調整を自分で出来ることが購入者の部分的満足に繋がっている様です。
海外メーカーもこのカテゴリーに力を入れ始めていますので、将来的には耳あな型の半分はこのカテゴリーになることが予測されます。
補聴器購入で販売店を訪れた際は、先ずこのカテゴリーの補聴器を扱っているか聞いてみるのも良いのではないでしょうか?