麻生財務大臣の補聴器!
麻生財務大臣の補聴器!
麻生財務大臣が左耳に補聴器を装用しています。
2019年5月10~17日号の「FRIDAY」によると、シーメンス社製の50万円の補聴器だそうです。
17年間補聴器業界に携わった者として思ったことを掲載します。
○ 財務大臣が堂々と補聴器を装用してくれていることで、補聴器装用を隠す方が減る可能性があります。
○ 補聴器専門店も多くありますが、特に眼鏡店で購入されていることが注目されます。
メガネも購入出来る利便性、もしくは、補聴器取り扱いの優秀性、いずれで選んだのでしょうか?補聴器専門店でも、
メガネとの併売店でも、それぞれ優秀なお店とそうでないお店があります。
本サイト【はじめての補聴器】で指摘しているように、満足の補聴器購入は自分に合った優秀なお店選びにかかっています。
麻生大臣が通っている眼鏡店もおそらく優秀なお店なのでしょう。
○ 2019年以前に購入された様ですが、その頃はシーメンスは補聴器部門をシバントス社に売却していました。
シバントス社はスウェーデンの投資会社ですが、ブランド名はその後シグニアに切り替えています。
世界各国の子会社ではシバントス社で活動していますが、スウェーデン本社とデンマークのWIDEX本社は合併して
世界第3位の補聴器メーカーになっています。
○ 左耳だけに補聴器を装用している様ですが、右耳の聴力は健聴者レベルなのでしょうか?そうであれば珍しい症例だと思います。
もし、右耳も難聴で左右の難聴レベルに大きな差がないのであれば、右耳にも装用する事を販売店は勧めなかったのでしょうか?
○ 2019年時点から現在まで補聴器の技術革新は進んでいますので、オーティコンのMORE等、最新の補聴器を試聴するのも
良いのではないでしょうか?
国会の質疑応答で麻生大臣が顔を傾けて聴いているのを見ていると、求められる補聴器の性能が不足しているか、
又は十分調整されていないかと感じます。