2021第2四半期までの補聴器出荷台数!
2021第2四半期までの補聴器出荷台数!
デルタ株の出現でコロナ感染が再度拡大しています。
政府は外出自粛しか対策を出すことが出来ないので、相変わらず報道を通じて自粛をお願いしています。
ワクチン接種が予想以上に進行し高齢者にコロナへの警戒感が生まれたかもしれません。
感染状況を報道でチェックする習慣が出来たせいか、補聴器の販売が伸びています。
1-6月間の出荷台数は大幅に伸びて前年比110%となりました。
日本では補聴器を使っていない軽度から中等度の難聴者が凄く多いのですが、
その中の一部の方が聞き取れないことをきっかけとして補聴器を購入されたのだと思います。
興味深い現象としては、これまで伸びてきたRICを含む耳かけ型が減り、耳あな型が急増したことです。
これはマスクと耳かけ型の併用がかなり難しいことを物語っています。
補聴器は耳かけ型でも耳あな型でも耳に装着するのが極簡単に出来るようになれば、
食わず嫌いはほとんど解消して、大変便利なものだと思うようになります。
コロナ感染は困ったものですが、聞こえの大切さを認識してもらうためには貢献していると言う変な関係にあります。
ワクチン接種を躊躇されている方々の心配事は副作用だと思いますが、補聴器に副作用は有りませんので、
是非正確な情報を得るために積極的に使ってみて下さい。
2021年1月~6月の詳細は次の通りです。
2021年 1月~6月(前年比) タイプ別構成比(前年の構成比)
合計 : 273,519(110.0%)
ポケット型 : 7,863(112.3%) 2.9% ( 2.8%)
耳かけ型 : 71,902( 93.9%) 26.3% (30.8%)
RIC型 : 96,723(102.0%) 35.3% (38.1%)
メガネ型 : 198(134.7%) 0.1% ( 0.1%)
耳あな型 : 85,458(144.6%) 31.2% (23.8%)
既成耳あな型: 11,375(102.4%) 4.2% ( 4.5%)