2020年第3四半期の補聴器出荷台数!
2020年第3四半期の補聴器出荷台数!
2019年の補聴器出荷台数は待望の60万台を突破し、613,089台に達しました。
2020年に入りコロナ禍の影響で大幅に落ち込み、半年経過した時点で248,727台と
通年でも500,000台を超えられるかわからない状況でした。
今回発表された第3四半期の出荷台数は155,805台と前年同期比95%となって
いますが、通年で500,000台の危機は乗り越えたように思います。
3密は避けつつも外出自粛が薄れてきていますので、コミュニケーション促進のために
補聴器の必要性について見直しの意識も出てくるのではないでしょうか?
残り3ヶ月ですが、出来れば通年で560,000台は超えてほしいと思います。
本サイトで訴えていることは、満足出来る補聴器を購入する秘訣は販売店選びにあると
いうことです。どんな物の販売でも好景気の時は特に問題は発生しないのですが、業績が
落ち込むと店舗運営の観点から販売方式の質が劣化する可能性があります。特に補聴器は
製品のレベルによる価格の幅が広いので、販売店の意向と購入者の意識にギャップがでる
ことが生じ易いのです。本サイトに補聴器販売店選びのコツが記載されていますので、
購入する前にご覧ください(https://www.4133first.com/firstguide/hearing-aid.html)
2020年1月~9月の詳細は次の通りです。
2020年 1月~9月(前年比) タイプ別構成比(前年の構成比)
合計 : 404,532( 87.9%)
ポケット型 : 11,535( 89.9%) 2.9% ( 2.8%)
耳かけ型 : 121,999( 88.9%) 30.2% (29.7%)
RIC型 : 151,995( 85.4%) 37.6% (38.7%)
メガネ型 : 248( 95.8%) 0.1% ( 0.1%)
耳あな型 : 102,889( 89.9%) 25.4% (24.9%)
既成耳あな型: 15,866( 91.0%) 3.9% ( 3.8%)
全てのタイプで前年同期比の落ち込みがみられますが、コロナ禍の影響を一番受けたのが
RIC型でした。耳あな型が多少回復していることが目につきました。