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2020年第2四半期の補聴器出荷台数!

カテゴリ: 補聴器最新情報 公開日:2020年07月18日(土)

2020年第2四半期の補聴器出荷台数!

2019年の補聴器出荷台数は待望の60万台を突破し、2020年は飛躍元年と

期待していましたが、新型コロナウイルスの影響が補聴器業界にも出ています。

ました。第1四半期の出荷台数は2019年同期比で2.9%の落ち込みでしたが

第2四半期(4月~6月)は29.1%の落ち込みとなってしまいました。

新型コロナウイルスで聞こえが改善するわけではないので、本来販売は減少するとは

思えないのですが、補聴器を試聴するときの密接感や、外出自粛で人との会話が少なく

なったことが影響している様に思われます。海外の一部補聴器メーカーではお客様が購入

された以降のアフターケアをリモートで対応するようなソフトや仕組みを構築しています。

外出が減り、社会的な会話の機会が少なくなると、ヘッドホーンやイヤホーンを使用する

傾向が増えるように思います。ヘッドホーンやイヤホーンを長時間、85デシベル以上の

音量で聞き続けると難聴になる傾向がありますから、是非、音量は85デシベル以下にして、

長い時間聞き続けないようにしてください!

1月~6月の数字で注目されるのは耳あな型の落ち込みが激しいことです。

既成耳あな型だけが前年を超えましたが、通信販売で補聴器の露出が増えていますから、

相当数の購入が通信販売に流れて鋳るのかもしれません。補聴器は個々人の状況に応じた

設定や調整が不可欠な医療機器ですから、安物買いの銭失いにならぬよう注意して下さい。

2020年1月~6月の詳細は次の通りです。

2020年   1月~6月(前年比)        タイプ別構成比(前年の構成比)       

合計    : 248,727( 84.0%)  

ポケット型 :   7,004( 84.5%)    2.8% ( 2.8%)

耳かけ型  :  76,573( 86.5%)   30.8% (29.9%) 

RIC型  :  94,797( 84.4%)   38.1% (37.9%)

メガネ型  :     147( 86.5%)    0.1% ( 0.1%)   

耳あな型  :  59,102( 77.5%)   23.7% (25.8%)

既成耳あな型:  11,104(102.0%)    4.5% ( 3.6%)