2018年補聴器出荷台数が60万台に近づく!
2018年補聴器出荷台数が60万台に近づく!
日本補聴器工業会が2018年1月から12月までの補聴器出荷台数を公表しました。内容は次の通りです。
2018 2017 増減率
総数 :585,255 562,747 104.0%
ポケット型: 19,931 23,238 85.8%
耳かけ型 :186,674 184,441 101.2%
RIC型 :198,707 172,736 115.0%
メガネ型 : 347 480 72.3%
耳あな型 :156,351 163,590 95.6%
耳穴既製品: 23,245 18,262 127.3%
補聴器出荷台数とは、日本補聴器工業会に属しているメーカー各社が自主的に出した数字を集計した数字で、販売台数とは一致していません。しかし、長年同じ方法で公表している数字なので、市場傾向を見ることが出来る唯一の情報です。2018年の特徴がいくつかありますので掲載します。
① 総数が585、255台となり、60万台に近づいてきました、10年以上も50万台の数字で推移してきましたので、2019年は60万台への挑戦の年になります。
② RIC型が大幅に伸びて、形状別では耳かけ型を押さえて1番になりました。この傾向はこれからも続くと思われます。
③ オーダーメイド耳あな型が減少しています。RIC型や耳かけ型に充電式が投入されている為、この傾向は当分続くのではないでしょうか?
④ 耳穴既製品が増加しています。価格が安いいことと、デジタル製品を投入するメーカーが出てきたことが増加につながっていると思います。