#自民党総裁選イコール日本の首相では不味くないか?
#自民党総裁選イコール日本の首相では不味くないか?
台風10号の迷走で総裁選立候補者の話題が中断してしまった感があるが、
9月2日以降再び話題の中心が自民党と立憲民主党の総裁選候補者達に戻るだろう。
8月24~25日にFNNが自民党総裁選で議論すべき政治課題のアンケートを行った結果、
最上位は物価・賃金・景気の59.7%であった。
自然災害も然り、中国・ロシア・北朝鮮等との外交問題の緊迫化が増している状況も然り、
現在国民が一番苦しんでいるのが相変わらず生活費というのは、この30年自民党政治が何も国民を支えてこなかった証明ではないか?
1989年5月23日の政治改革大綱には凄く立派なあるべき姿が書かれているにもかかわらずだ!
岸田政権は口先ばかりで国民の生活を改善出来なかっただけでなく、
目先を変えるために憲法改正が重要だと頻りにコメントする等、国民との意識のずれが開く一方なのだ。
問題はほぼ同時に開催される立憲民主党の代表が日本国の首相になる可能性はすぐには無く、
自民党新総裁の意向で時期が決まる選挙をやって見ないと分らない所だ。
別の言い方をすれば、自問党総裁選挙は自民党議員と自民党員だけで決める選挙で、
しかも決選投票に進んだら議員の談合によって決める選挙なのだ。
2022年末段階で自民党員は僅か112万人しかいない。
それだけの数で1億2千万人の生活を軽視する政治をさせるのはさすがに不味いだろう。
しかし、野党がすぐに置き変われるわけでもないので、我々自民党員ではない国民は自民党総裁選の成り行きを見まもるしかないのだ。
12日公示から27日の投開票まで候補者達の具体的政策が出てくるはずで、
自民党員達は国民目線で次の3つに特に注目してもらいたい。
① 1989年の政治改革大綱をどのように政策に組み入れるか。
② 人気優先ではなく下記FNN調査結果に関する政策の具体性と実現性。
③ 政治資金に関する事件が繰り返されぬ為の具体策提示。
総裁選の話になると政治記者田崎、久江、岩井が頻繁に登場して、
キングメーカーのこととか人気度で小泉進次郎が有利だとかコメントしているが、全ての候補者が出揃い、
具体的政策を公表するまで、ゲスの勘繰りで国民に先入観を与えるようなことは辞めるべきである!
(J・O)