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#自民党総裁選の日程決定!

カテゴリ: 政治・経済 公開日:2024年08月20日(火)

#自民党総裁選の日程決定!

自民党は次期総裁選の日程について、9月12日に告示、同27日に投開票することを決めた。

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公示後投開票日まで15日間というのは初めてらしく、

その間立候補者達があるべき国家論と様々な課題について中身の濃い論戦を展開すれば理想的だが、

これまでの自民党の選挙戦の歴史からすればあまり期待出来ないだろう。
正に自民党が変われるかどうかの第一段階はこの論戦の中身にあると言えよう。
現在11人ほどが立候補すると報道されているが、公表される推薦人20人の壁が有り11人全員が立候補するかどうかは不明だ。
TV報道は早くも有力候補は誰だという番組を組み、政治記者達に出演料を払って国民の関心を煽っている。
そんな中、中堅・若手の議員連が小林鷹之議員を担ぎ立候補させる動きに出た。
小林議員本人の真意は判らないが、昨日立候補する旨の記者会見を開いたのである。
TV報道では持ち上げた議員達や政治記者達が概ね小林議員派素晴らしいとコメントを発している。
時期尚早とも思われる時期に名乗りを上げたのは、唯一の弱点と自他共に認める知名度を高める為だと言われている。
記者会見での発言を聞いた印象はさすがに東大卒だけに内容をまとめるのが上手いなあと思ったが、

大半は様々な議員がこれまで語っていた内容と同じで新鮮味は全くなかった。
「自民党を生まれ変わらせる、変わる!」と叫んでいたのが気になったが、

この議員は自民党の問題点を分っているのだろうかという疑問が残った。
国民目線での自民党に対する不信感は①金とポストに絡む派閥問題、②パーティー、裏金や政治資金に関する金銭問題なのだが、
①も②も明確な廃止・改善政策は語られていない。
更に、報道によるとこの議員は頻繁にパーティーを開催してお金を荒稼ぎしていることと、

過去統一教会にどっぷり浸かっているらしいのだ。
これらについては今後色々明らかになりそうである。
昨日の記者会見に集まった衆参議員は24名だったという。

その中には中堅・若手グループの旗頭と思っていた世襲議員で著名な福田達夫議員も含まれていた。
何故彼が立候補しないのか不思議に思ったが、

政治記者のコメントによれば福田議員自らの会計事務所で政治資金不記載?があったらしく、
立候補したら徹底的に追求される恐れがあり、代わりに小林議員を立てたらしいのだ。
これから他にも立候補を宣言する議員が増えると思うが、政策の詳細は別にしても、

先ず①と②について自分はどう取り組むのかを明らかにする必要があろう。
同時期に開催される立憲民主党の代表選が報道の世界から見放されている感じがある。
自民党の思いあがり独裁を許さない為にももっと国民の心に響く代表戦をやってほしいのだが、

そのようなセンスが立憲民主党にはないのだろうか?
米国の大統領選挙も何か低俗な非難合戦になっているので、

こういう時こそ、日本の政党の党首選びは素晴らしいと世界から評価される内容になって欲しいものだ!
参考までに昨日の記者会見に参加した議員名を記載しておく。
衆議院:
当選5回:大塚拓
当選4回:岩田和親、大野敬太郎、鬼木誠、熊田裕通、斎藤洋明、武部新、福田達夫、細田健一、務台俊介、山田賢司
当選3回:高木宏壽、宗清皇一、和田義明
当選2回:中曽根康隆
当選1回:石井拓、勝目康、小森卓郎、塩崎彰久、鈴木英敬、松本尚、森由起子、吉田真次
参議院:
当選1回:岩本剛人
(J・O)