#都知事選の様相か?次期自民党総裁選!
#都知事選の様相か?次期自民党総裁選!
岸田総裁のまるで責任から逃避しているような会見で俄に動き出した次期総裁選は、
あれ程優柔不断だった岸田議員が務まるなら自分でも出来ると、現在報道されているだけで11人は立候補しそうな雰囲気である。
これまでの派閥政治からの脱却には若手が総裁にならなければならないと、
小泉進次郎議員や小林鷹之議員が政治記者達の注目を集めている。
岸田総裁が沢山の議員に出馬してほしいと無責任な発言をしたら、林官房長官、上川外務大臣、河野デジタル大臣、
斎藤経済産業大臣、高市経済安全保障大臣等が我も我もと名乗りを上げている。
党の茂木幹事長は既に意欲を見せていたが、
麻生派ににじり寄ってみたものの麻生派閥会長の反応が良くなかった様で勢いがなくなったように見える。
政治記者達の報道も実態を反映しているようには思えないので実に迷惑である。
岸田総裁の逃避会見までは、本人の出馬も含め麻生・菅両キングメーカーの一騎打ちみたいな報道がされていた。
派閥間の票集めで日本の政治を動かそうとする派閥政治は解消したはずなのに、
何でキングメーカーの話ばかりするのだろうと不思議に思っていたら、
今度は60歳以上の議員ではなく、もっと若い議員による世代交代だとコメントを急変させているのだ。
全く無責任な政治記者達である。
選挙の日程などは20日に公表されるらしいが、明日の19日から立候補宣言が出る可能性があり、
今こそ我々の出番だとやる気満々の政治記者達や報道番組は大忙しであろう。
可能性のある議員達のコメントを聞くと、様々な日本が抱える様々な課題について徹底的な議論をする総裁選を望むと言うコメントが多いが、
我々が見聞きできる場面はあるのだろうか?
岸田総裁が選ばれた時は4人の候補がTVに出て、それぞれ立候補の理由を述べその後用意されたテーマについて基本的名考えを述べる。
その後議員間で一方通行的な質疑が行われたと記憶する。
しかし、これは徹底的議論ではないのだ。
更に候補者が10人以上いて徹底討論の場をどうやって設定するのかアイデアも浮かばない。
建設的な課題は懸命に話すだろうが、裏金問題を解消する為に党改革の具体策も国民は注目しているし、
放ったらかしにすることも許さない。
まずは防衛、経済、社会保障、エネルギー、政治不信、憲法改正、その他課題も含め、
国民が共通認識を持てるように、現在の状況を隠し事無しで判りやすく説明すべきである。
自分としては各候補者の長期的(2050年くらい)国家論を聞いて、その候補者の本気度と実現性を見極めたい。
野党第1党の立憲民主党も9月23日に次期代表選挙がある。
自民党が10人以上も候補者が立つと、報道はそちらばかりになり立憲民主党の代表戦が埋もれてしまいそうだ。
それを避けるには明確な国家論と各課題についての政策を具体的に示すことが求められると思う。
特に聞きたいのは立憲民主党として憲法改正と国防についてどう考えるかだ。
両党とも候補者達が今後様々な発言をするだろうから、次期総裁が決まるまであまり穏やかでない日々が続きそうだ!
(J・O)