#政治資金規正法改革の行方?
#政治資金規正法改革の行方?
本来4月26日の初会合で各政党が改革案を持ち寄り、具体的な検討が始まる予定だった政治資金規正法改革は、
第1与党で改革の必要性を引き起こした当事者である自民党が改革案を持っていないことから本格議論が出来ないままの状態であった。
その間自民党は公明党と与党としての案を取りまとめるため議論を重ねてきたが、
肝心な点は具体案を示さず公明党と合意し、来週から始まる改革委員会に臨むことになったらしい。
公明党は連帯与党の存続がかかっているのに主張を通さず折れてしまい、国民の評価が下がるだろう。
これまでの各政党の案は画像の通りであるが、それらが完全に実施されるのか、
それとも自民党が抵抗して抜け道を多く残して改革案が決まるのか、与野党の議論がどのように展開されるか注目される。
国民としてはこれ以上金の問題を引き起こしてほしくないので、抜け道を残すような決着はつけてほしく無いと思う。
自民党は過半数の議員数を背景に意味の分らない説明や答弁を繰り返して抜け道ありきの改革案を推し通そうとするだろうし、
だらだら議論で時間切れの強行採決に走るかも知れない。
万が一そのような展開になれば岸田政権や自民党に対する支持率は再度急落するから、参議院での議論が進まないかも知れない。
一方野党も毎回与党に時間切れで押し切られるような結果になれば、矢張り頼りないとの厳しい評価を国民から受けるだろう。
つまり今回は与野党共に国民からの評価が支持率という形で決定的になるのではないか?
本来であれば、自民党内部からある程度の議員集団が出現して、岸田政権に反旗を翻し真っ当な改正案に導いてほしいのだが、
その様な集団は現われないだろうか?
(J・O)