メニュー

4月28日3補欠選挙・自民党惨敗で思うこと! - 天と地にある物事を想い巡らすサイト!よろず放談

お問い合わせ

ブログBLOG

4月28日3補欠選挙・自民党惨敗で思うこと!

カテゴリ: 政治・経済 公開日:2024年04月30日(火)

4月28日3補欠選挙・自民党惨敗で思うこと!

4月28日の長崎3区、島根1区、東京15区の選挙結果は事前の情勢調査通りの結果となり自民党に大きな衝撃を与えた。

何十年も政権を握ってきた言わば自民党独裁国から変化するかも知れないと考えれば意義深い補欠選挙であった。

しかし、即座に政権が変わるかといえば、野党の支持率が低すぎてそう簡単ではない。

立憲民主党の野田元首相は公平なイメージで弁も立つから岸田首相よりよっぽど首相に相応しいが、

閣僚人事を想定した時にそれぞれの大臣に相応しい人物の顔も名前も浮かばないのである。

議員数が絶対的に少ないことも課題で、これらの点はやがて大きな課題になるであろう。

その前に選挙結果で強く感じたことをいくつか挙げておこう。

選挙結果が出た後の岸田首相の顔(画像)が他人事の様な感じなのである。

240428hosengokishida

 首相として自ら2度も応援演説をした自民党の総裁が責任を全く取らないということがあるのだろうか。

3補欠選挙とも投票率が前回21年より下がったことにこの国のヤバさを感じた。

 島根1区はマイナス6.6%の54.6%、長崎3区はマイナス25.5%の35.5%、

 東京15区はマイナス18%の40.7%だった。

 可処分所得が上がらない中での増税で投票権を持っている自分たちが厳しい環境なのに

 何故投票に行かないのだろう。習近平、金正恩、プーチンのような独裁者に国を任せた方が良いのか?

 と疑ってしまうほどの無関心さに驚くばかりである。

・島根では辛くも50%の投票率はあったが、自民党員や自民党好みの人々が投票を棄権した可能性を感じる。

「驕れるものは久しからず」が現実になった自覚がないのだろうか?

 島根1区の結果が他の区や県でも新たな動きとして現われれば、道州制導入なども加えて地方創生が促進されると思うのだが?

・長崎3区は次期選挙では2区に縮小されることが影響したのだろうが、

 国会議員を選ぶ選挙でこんなに低い投票率があって良いのだろうか?

・東京15区は候補者乱立で誹謗中傷合戦だったらしい。

 その中でも学歴詐称疑惑の小池都知事が9回も応援演説に立った乙武候補が5位だったことが注目される。

 学歴詐称疑惑が敗因なのは明らかで、71歳の年齢を考えると7月7日の都知事選に小池氏は立候補せず、

 このまま政界引退するべきだろう。

・今回の惨敗でこれから議論される政治資金規正法の内容が注目される。

自民党以外が何らかの法律を成立させようとしている政治資金パーティー、企業・団体献金、政策活動費等について、

自民党が国会の時間切れで逃げ切ろうとしたら大問題になるだろう。

・岸田首相の終焉は迫っているが、方法が国会解散?次期総裁選挙?退陣?いずれになるか分らないし、

 時期が五月中?国会閉会時?9月?であるかもはっきりしない。

こんなにメチャクチャにされた国民としては出来るだけ早く辞めてもらいたいとおもう。

(J・O)