#2025年大阪万博の意義?
#2025年大阪万博の意義?
来年四月に開幕予定の大阪万博の評判が良くないようだ。
4月19~21日にかけて読売新聞社が全国世論調査を行った結果、肯定的な回答は31%で否定的な回答が69%だったという。
開催地が人工島の夢州であることも不評の一つらしい。
またこのイベントを強力に推進したのが大坂府で、本来の目的は万博後に誘致される大坂IR実現が目的らしい。
IRとは総合型リゾートの意味で、目玉はカジノにあると言われているのも不評の一つらしい。
大坂IRだけを実現するにはインフラ整備など巨額の経費がかかるので、
先ず大阪万博でインフラ整備の大半を実現してもらおうという大坂府の意図が見え見えと言われている。
日本は歴史的に経済活性化の為にオリンピックと万博を利用してきた経緯があるので、
政府も東京オリンピックの次にこの万博を狙っていた様だ。
1970年に行われた大阪万博の成功があまりにも強いため、今回は目的や意義などを十分に検討せず安易に決めた感がある。
開幕まで1年を切っても参加国が完全に決まっていなかったり、工事が遅れていたり、
更に経費が増加する可能性があったりといった課題も山積みなのである。
こんな状況を見ると否定的な国民が69%という数字に表われるのも当然である。
個人的にも何のためにやる万博かよくわからないし、開催されても行く気はない。
予算が増加して現状では2350億円になっていると記憶するが、わざと表に出していない経費や運営に絡む経費など、
綿密な検討と費用の積み上げが成されていない可能性があり、後付けで経費の増額が発表されることも推測される。
突き詰めれば全て国民が負担することになるのだ。
既に工事が進んでいるので中止する訳にも行かないが、これ以上国民に負担させるのは止めてほしい!
(O・T)