#不穏なイランとイスラエル!
カテゴリ: 政治・経済
公開日:2024年04月15日(月)
#不穏なイランとイスラエル!
ガザ・ハマス戦闘の影響でイスラエルがシリアにあるイラン大使館を空爆したことに激怒したイランは,
ホルムズ海峡でイスラエル関連貨物船を拿捕したのに続き昨日イスラエルに対しミサイルとドローンによる攻撃を行った。
狙いがイスラエル中心部ではなかったことを欧米ではイランの意図を分析しているが、
イスラエルの防衛力及びアメリカ、イギリス、フランスなどの参画によりほとんどの攻撃を防いだ様だ。
イランは今後イスラエルが報復攻撃をするならイランは更に強固な攻撃をするだろうと発表しているが、
これは逆にこれ以上やりたくないと言っている様なものだと欧米は分析しているらしい。
イスラエル側は対処の仕方について内部で協議中だが、
ガザ・ハマスとの戦闘に加えイランと対峙することに無理があるとの意見も出ているようで、中東戦争に発展する可能性は低いようだ。
米国もイスラエルに冷静な判断と対応を求めていることも抑止力になっている。
このままイスラエルとイランの報復合戦が続くと間違いなくイランはホルムズ海峡封鎖を実施するだろう。
そこで真っ青になるのは日本、特に国民から対応を求められる岸田政権ではないか?
原油の中東頼みは以前から問題視されているが、特にホルムズ海峡は常に最大リスクになっているので、
バーレーン、カタール、UAE等からの原油をサウジアラビアやオマーン経由輸入出来るパイプラインなどを造るべきではないだろうか?
サウジアラビアとオマーンが必ずしも仲が良くないので難しい面もあるが、それこそ政治の力で実現すべきだと思う。
(J・O)