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直接民主主義の国台湾・投票率は71.86%!

カテゴリ: 政治・経済 公開日:2024年01月14日(日)

直接民主主義の国台湾・投票率は71.86%!

大変重要な選挙だった。

2024年は米国を含め世界で国のトップを決める選挙が70以上あるといわれ、今回の台湾が最初であった。

世界の趨勢が変化し、一党独裁のロシアや中国派、欧州の極右派、アジアやアフリカの2極化など、

ウクライナとガザの状況も加味して政治の世界が揺れ動いている。

特に台湾は中国という巨大且つ同民族の隣国中国の圧力の中で行われた選挙だったので世界中が注目したものだった!

日本にとっても結果が違っていたら台湾の香港化がいつ起こるか解らないことを理由に益々迷走したことであろう。

一方、今回の結果で中国が益々台湾に圧力をかける可能性が高く、

最悪事態に備える対策が講じてしかるべきだが岸田首相では何も考えないだろう。

総統選の結果としては与党・民進党頼清徳氏が約559万票、国民党侯友宜氏が約467万票、民衆党が約369万票だった。

国民党と民衆党は夜9時段階で敗北を認めたのでその潔さに日本と違う清らかさを感じた。

総統選は勝利したものの議会・立法院の選挙では過半数を取れなかったので政権運営に難しい面も浮き彫りになった。

民進党政権の課題は対中と経済政策であろう。

台湾の直接民主主義を見ていると日本は間接民主主義の立場で国民の意志が直接反映されない危なさを凄く感じる。

特に世襲と金銭と地位に執着する自民党の密室政治は民主政治というより一党独裁の中国やロシアに似ているように思う。

国民も考え直す必要がある。それは権利である選挙権を誰もが行使することだ!

(J・O)