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何とかならないか?世襲政治!

カテゴリ: 政治・経済 公開日:2023年06月10日(土)

何とかならないか?世襲政治!

先日のG7サミットでも少し話題に上った様ですが、日本の世襲議員の多さにG7諸国は驚いているらしいです。

国会が終盤になり、何も決められない岸田首相がニタニタしながら解散権は自分だけが持っていると嬉しそうな顔をしています。

与党の自民党内部でも早期解散風が吹き始め内部で様々な動きがある様です。

衆議院か参議院か不明ですが、日本の議員の約80%は世襲議員だと報道されています。

岸田首相もその一人ですが、息子を秘書官にしたらわけの分からない行動をとるので、世論に負けてつい最近やむなく更迭しました。

引き金になったのは公邸で行われた親族を集めて行われた忘年会。

首謀者は息子として更迭したのですが、親族を集めるのは息子だけが勝手に決めるわけにはいかないはずで、

岸田総理の号令または許可のもと行われた宴会だったのでしょう。

そうであれば更迭されるのは息子ではなく岸田首相本人ではないでしょうか?

選挙には金がかかりますし、票集めも大変です。

この様な背景があって世襲がはびこるのだと思いますが、

世襲議員の悪い点は当選回数を増やすことばかりを考えそのための言動が第一になることです。

そんな世襲議員ばかりなので日本という国を中長期の観点でどのような姿がベストなのか、

そしてそのための施策は何なのかを語り実行する政党や議員はいません。

ほとんどの議員が自己防衛、もしくは短期的な視野で言動を繰り返しています。

解散風がかなり強く吹き始め、10増10減の選挙区改変で該当する地区の与野党は後任候補の選別に躍起になっています。

最たるところは保守王国と言われる山口県でしょう。

これまで4区だったのが3区に減ります。

現在は1区が高村正彦、2区が岸信千世、3区が林芳正、4区が吉田真次になっていますが、

1区が広がり、3区と4区がまとまる様です。

3区には岸田首相派の林芳正と安部派の吉田真次が自民党の指名を受けるべく水面下で争っているらしいです。

山口県民ではない自分からすると山口県民は何故この様な自民党内の世襲候補争いを是認しているのか不思議でなりません。

昔と違いSNSでいろいろな噂が広まる時代なので、

選挙区の住民が陳情すると議員が政府を動かし住民の願い事を叶えるようなことはなくなってきました。

選挙する我々国民はもっと国全体を見て国を良くすると思われる候補に政党を問わず投票するべきなのです。

世襲だけを頼りに何とか選挙で勝利しようとする候補側も異常ですが、

選挙をする側も世襲が当たり前の様な考え方はそろそろ止めにしないと世界の笑いものになるでしょう!