2023年は経済危機に拍車?
2023年は経済危機に拍車?
2023年になって不穏な日々が続いています。
ウクライナ侵攻問題の深刻化、コロナ変異株XBBの出現と中国での感染状況が世界を震撼させています。
そんな中いやなニュースが舞い込んで来ました。
一つは中国の人口減少です。
2022年は1961年以来60年振りに人口が減少に転じたと中国国家統計局が発表しました。
出生数が初めて100万人を下回り85万人だったことと死者が1041万人で初めて1000万人を越えたためです。
14億を超える国民の生活を支える労働力が減り始めると、経済が大混乱する可能性があります。
すぐに起きるとは思いませんが、コロナの感染進行状況と合わせ注視する必要があります。
もう一つは日本としてもっと深刻なことですが、日銀の異常な金融政策です。
無秩序に発行した国債が現在売られ始めており、日銀は長期金利維持のために国債を買いまくっています。
しかしこれには限界があるのではないでしょうか?
近い将来YCC(イールドカーブ・コントロール)政策を維持出来なくなり長期金利が1%、2%・・・と上がっていくでしょう。
借入金利も上がりますので、借金を抱える国民は益々生活が苦しくなります。
国家も国債の金利返済がどんどん増えますから国の格付けは下がります。
もっと不味いのは国債は返済を後世に先送りする政策ですから、後世に負担を負わせることになるのです。
世界的に見ると国債の評価は時価評価をしなければなりませんが、日本は旧態依然として簿価評価をしています。
それ故いくら国債を発行しても日本は沈まないと言う議員達がいるわけですが、
国際金融筋は時価で判断していますからいずれ見放されるときが来るかも知れません。
2023年以降は与党に任せきりにするのではなく、
自分たちを守る為に投票やSNSを通じて正しい方向性に行政を導こうではありませんか!