大丈夫か・岸田首相!
大丈夫か・岸田首相!
岸田首相が念頭危険で発言した3つの内容が大変気になりました。
・「覚悟を持って先送りできない問題への挑戦を続ける」
「覚悟を持って」については支持率の低水準を念頭に辞める覚悟と理解しました。
問題は「挑戦を続ける」の部分です。首相たる者はしっかりとした国家論を持っていればどんなに厳しい環境であっても
長期的展望も含め適切な策を考案し、それを国民(国会)できちんと説明した上で実行するのが役目ではないでしょうか?
個人的な立場ではないのですから、この段階で「挑戦する」と言うのは余りにも無責任の様に感じます。
・「異次元の少子化対策」
この発言を知ったときにこの人は何を言っているのだろうと100%疑問符を感じました。
この発言を聞いて力下国民はいるのでしょうか?国会議員の中でも大半は分からないと思います。
支持率向上を狙った注目度挙げる戦術なのかとも思いますが、余りにも突飛過ぎます。
岸田首相自体が異次元なのかも知れません。
・「インフレ率を超える賃上げを目指す」
連合が今年の春闘で5%程度の賃上げを求めている前提での発言ですが、
岸田首相は国民の物価高による生活苦が分かっているのでしょうか?
生活必需品の値上がりは5%といった水準ではなくて給与が20%くらいは上がらないと一息入れられない状況なのです。
インフレ率を超えるという言い方は実は具体的な数字をぼやかしているだけなのです。
さらに民間企業に賃上げをお願いするのは以前の安倍総理も何度もやっていたことなので、
大手だけでなく中小も含めた企業全体が大幅な賃上げをすることは無理があるのではないでしょうか?
加えて防衛費の財源で法人税引き上げも候補にのぼっており、企業側も自社の経営維持の見通しを立てないといけない状況なので、
簡単ではないのです。
岸田総理にはもっともっと世の中の実態を把握してほしいと思います。