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エリザベス女王の国葬!

カテゴリ: 政治・経済 公開日:2022年09月20日(火)

エリザベス女王の国葬!

昨日ウェストミンスター寺院で故エリザベス女王の国葬が荘厳な雰囲気の中で行われた。

故チャーチル首相以来久しぶりの国葬であったが、厳粛な雰囲気の中で行われた完璧な国葬であったと思う。

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教会内に安置された棺を飾る王冠、花、覆いは、まるで青いドレスを纏われた女王が立っておられるようでもあった。

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日本からは天皇・皇后両陛下が参列され立派にお役目を果たされたと報道されている。

英国皇族、世界の英国連邦関係者、各国の元首等が数多く参列され、また寺院の周囲には多くの一般市民が集まり、

故エリザベス女王を見送り、正に英国の国葬であることを世界中に知らしめたと思われる。

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故人の死を弔うために行われるのが葬儀であり、その葬儀を行う主催者が国家の場合に国葬というのである。

エリザベス女王は英国国教会の最高権威者でもあり、国葬はご自身も信奉していた英国国教会の儀式に基づき行われたと言うことになる。

現在日本で物議を醸している元安倍総理の国葬儀だが、安部家の信奉する浄土宗による葬儀は既に増上寺で立派に行われているので、

その上でさらに国葬となると国葬の意味が全く違ってくるのではないか?

岸田総理は弔問外交を重視しているように報道されているが、エリザベス女王の国葬ではその重要性は極々低いもんであった。

岸田氏総理に人間性の重みが感じられないのは我だけだろうか?

国が行う葬儀が国葬であれば国会(国民)の合意を取るべきだったことは明らかである。

さらに、日本における国葬と言う言葉の意味が極めて軽くなり、今後誰が亡くなっても閣議で勝手に決めて、

その理由は後付で発表する手法がまかり通ることになるであろう。

何しろ日本は前例主義なので現在のように他党の言うことに耳を貸さない政党は巧妙に利用すると思う。

岸田政権に閣議決定をやり直す度量もないだろうから、全く悪しき前例を作ったものだ!