小国が生き残るには!
カテゴリ: 政治・経済
公開日:2022年06月08日(水)
小国が生き残るには!
ロシアがウクライナに仕掛けた戦争は100日を過ぎた今も終わりません。
こんな状況の中フィンランドとスエーデンはNATOへの参加を希望していますがトルコ等の反対で難航しています。
フィンランドは第二世界大戦勃発後にソ連時代に侵攻され多大な犠牲を払いながらも独立を守った歴史があります。
国の規模の違いも戦力の違いも大きかったのにもかかわらずこの冬戦争と継続戦争と呼ばれる戦いを戦い切り、
領土の一部を奪われましたが独立を守りました。
フィンランドはその後も外交に於いてはロシアを刺激せずかつ西側諸国と上手くやって行く大変難しい舵取りをしてきました。
小さな国がその独立を守る事は本当に難しい事であろうと思います。
NATOにも参加しない方針でやって来たのですが、今回のロシアのウクライナへの侵攻を受けて世論が変わりました。
これからどのような展開があるのかわかりません。
ロシアは西側が長距離兵器をウクライナに供給するならこれまでに攻撃していない所への攻撃もあると脅しをかけています。
世界の国々はそれぞれの事情を抱え生き残りに必死です。
日本も同じです。とても難しい舵取りをしなければなりません。
日本は海に囲まれてはいますが今の時代、海が全てを守ってくれる訳もなく、優れた政治家の優れた舵取りが絶対に必要です。